2018年9月28日金曜日

クッキー飛行機に乗る

2003年8月、
いよいよホンジュラスを離れる時がやってきました。

夫は次の任地での仕事が始まっていたため
私一人で子供と犬を連れ
大きなトランク4つとケージを持っての帰国です。

クッキークラスの中型犬(当時14㎏)が飛行機に乗る時、
人間と一緒に客席に乗ることはできません。
でも貨物と一緒というわけではなく
与圧室といって、気温と気圧が調整されている部屋に
ケージごと入れられます。

ジェット機の大きな音や揺れに恐怖を感じ無くて済むよう、
動物病院で鎮静剤をもらって飲ませました。
それでも、色々調べていたら
与圧室の調整が上手くいかなかった事故もある
などと書かれていて、心配でたまりませんでした。




搭乗手続きをして、荷物と一緒に運ばれていくクッキー。
これから何が起こるのか・・・
私達に向けたまなざしから
不安が鋭く発散されていて心が痛むけど、
日本で一緒に暮らすために、しばらくの辛抱だ。
頑張れクッキー。

これからのフライトは、
ホンジュラス・テグシガルパを出発して
隣国のサン・サルバドルを経由し、
米国ロス・アンゼルスまで約4時間。
後に控える日本へのフライトに比べたら楽勝楽勝。



飛行機は遅れや大きな揺れもなく
無事、ロスアンゼルスで再会出来ました。

空港でタクシーを待つ。
アメリカでは、犬も普通にタクシーに乗れました。

島国の日本と違い、
アメリカでは犬の入国にも
大した手続きは要らなかったと記憶しています。

が、
荷物にドッグフードを入れていたので
没収されてしまいました。
肉製品の持ち込みが禁止されているとのこと。

あーぁ、クッキーのごはん・・・

お腹を空かしているはずなので
空港を出たらすぐさまフードを買いに行きました。


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2018年9月26日水曜日

帰国準備

クッキーが来て1年ほどして
日本へ帰国することが決まりました。
もちろんクッキーも一緒です。
そのためには色々と準備をしなくてはなりません。

必ず要るからと
かなり早い段階で用意していたのがケージでした。

それまで、多少の制限はあったけど
人間と同じように自由に家の中で過ごし
息子のベッドで寝ていたクッキー。
ケージを買ってきて中へ誘導したものの
なかなか入ろうとしません。

そこで息子が入って見せたら
真似してすんなり入りました^^



その他にもやることは一杯。
私達が日本を出た時は社宅に住んでいましたが
犬を連れては戻れないので
犬と一緒に暮らせる家を探す事。
航空会社にクッキーの搭乗予約を入れること。

日本に犬を入国させる際に
必要な手続きや健康診断、証明書の準備。
先に犬を連れて帰国した人の書類を参考に書類を作り、
日本の検疫所にファックス送信して事前にチェックしてもらい、
OKが出るまで何度もやり取りしました。


今は法律が変わっていますが、当時は
日本に到着してから最低でも2週間の係留観察が必要で
書類に一つでも不備があると長引く、、、
と言われていたので必死です。

犬が健康であるという証明書は
出発地ホンジュラスだけでなく、
経由地アメリカの獣医師が発行したものも必要でした。
そのためにアメリカに3泊しなくてはならず、
犬の泊まれるホテルの手配や病院の下調べ、
ここでもKちゃんが力になってくれました。
驚いたことにアメリカには
犬が泊まれるホテルがわんさかあるのです。
中には名の通った高級ホテルもありました。


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2018年9月23日日曜日

ホンジュラスの民族衣装

9月15日はホンジュラスの独立記念日。
子供たちは民族衣装を着て登校します。

男子は襟と袖口に地味な刺繍が入った
スタンドカラーのシャツ、
女子はふりっふりワンピース。


校庭や時には教室にも…犬が自由に出入りしていたホンジュラス

民族衣装は各サイズ、
あらゆるお土産屋さんで売っています。格安です。
クッキーには、一番小さい子供用のワンピースがぴったりでした。



片づけしていたら、
探していたこの写真も出てきました。




本物のCobra(国家警察特殊部隊)隊員と
撮った記念写真♪


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2018年9月22日土曜日

1歳のバースデーパーティー

2003年1月27日は
クッキー1歳の誕生日。

ホンジュラスでは子供だけでなく、大人も
誕生日を盛大に祝う習慣があります。

学校の規則には
「パーティーの招待状を学校で配る場合、
クラス全員が招待されなくてはならない」
という項目があったほど。

年間約40人に招待されるわけで、
パーティーはたいてい週末に開催されるので
子供は毎週のように誰かのパーティーに行っていました。
他に娯楽がないとも言えますが。。。

そんな訳で
クッキーのバースデーパーティーを開こうと
思いついたのも自然な流れでした。


記録によると招待したのは4頭の犬と飼い主さん。
クッキーの彼氏であるラッキーとニコル、
チリとKちゃん、
モモちゃんとヒロ君、
ジージーとジェシカ です。

公園に集まってゲームをたくさんしました。


息子が作った招待状

ゲームと言っても2003年当時の事、
コンピューターゲームではありません(^^;
かけっこ、かくれんぼ、障害物競争、ピニャータ…などなど。

かくれんぼで優勝したチリ

障害物競走は
飼い主の元へ走る犬の行く手をピザが阻むというもの。
クッキーは一目散にピザにかぶりつき、惨敗でした。

ピニャータとは。→ウィキペディア
スペイン語圏の子供の誕生日に欠かせない習慣で
紙製の張りぼて人形を棒で叩いて壊し、
中から落ちてきたお菓子を子供達が拾います。
この時は、お菓子の代わりにドッグフードを入れました。



プレゼントも頂きました。

クッキー、おめでとう!


コッカースパニエルの平均寿命は12歳と聞いていて
まだ1歳になったばかりだ…って
この頃は余裕に思っていたけど、
そして平均寿命より長く生きてくれたけど…
今までアッという間でした。


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2018年9月20日木曜日

かぶり物の謎

クッキーは窓辺に居るのが大好き。
カーテンをかき分け
掃き出し窓のガラスに鼻を押し付けて
よく外を眺めていました。

何かの拍子にひょいと頭を上げると
よくこんなことになっていて。

マザーテレサ?

 一度や二度ではなく、
気が付くとあ、またやってる、
という具合に日常茶飯事でした。


ツタンカーメン??
被り加減がまた、深すぎも浅すぎもせず
左右均等でいい感じ。
まるでみんなに見てもらいたいかのように
澄ましてじ~っとしているクッキーでした。

この行動は一体、何を意味するのか・・・謎です。
こんなことするワンちゃん、
他にいるのかな。


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2018年9月19日水曜日

クッキーの恋♡

生涯独身を貫いたクッキーにも
ロマンスのお相手と思しき存在がありました。

出会いは、近所をお散歩していた時の事。
ある家の前で突然、リードが切れて困っているところ
どうしたの?と、声をかけられました。

声の主は、丁度帰宅したその家の住人。
ニコルというアメリカ人女性でした。
リードがどうなったのかは忘れてしまったけど
とにかく私はその場でニコルと意気投合し、
犬を連れて家を行き来しあう仲になったのです。

彼女の家にはラッキーというハンサムな
大型犬が居ました。
よくしつけられた賢そうな犬で
こんなワンちゃんがクッキーのお婿さんになってくれたら♪
って思ったものです。
クッキーの子犬を見るのは、すでに叶わない夢でしたが。

犬同士もすぐに意気投合。

ともだち犬の多いクッキーでしたが、
ラッキーへの態度は明らかに他の犬へのそれとは違いました。
二匹いちゃいちゃしてクッキーの目は♡になっているし
甘えた声でく~んく~ん鳴いているのも聞いたことがある。

クッキーのそのような態度は後にも先にも
見たことがありません。
生涯で一度だけの恋・・・
成就させてあげたかったけど
ニコル一家は引っ越してしまいました。

因みに、ホンジュラスは治安や慣習が日本と全く違うので、
このように人と道で知り合って家を訪ね合うことなど
普通はありません。
あの時リードが切れなかったら、
近くに住みながらニコルと知り合うこともなかったでしょう。
ドラマのような出会いでした。


お似合い...だよね⁉

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2018年9月18日火曜日

ホンジュラスの大地を自由に駆け回る

私に犬との暮らし方を指南してくれたKちゃん。
Kちゃん夫婦はホンジュラスに広大な山林を持っていて
時折、敷地内の農場に私達を招待してくれました。

キッチンのある母屋と寝泊まりする小屋がいくつかあり、
夜は満天の星とランプの灯りで過ごします。
私達は日本でアウトドアが好きだったので
農場の週末は何よりの楽しみでした。

Kちゃんの犬はヤンとチリ。
ヤンは、犬種は忘れちゃったけど黒くてカッコイイ大型犬。
チリはバセットハウンドです。

仲良しなチリとクッキー
チリがうちに泊まりに来た時の写真です

チリとクッキーは歳も近く対等で、
よくじゃれ合ったりしていたけど
年上で雄のヤンは別格で、つかず離れずという関係でした。

農場に着くと犬達はリードを外し、
広い野原を自由に跳ねたり駆け回ったり。
そのうち目の届かない所に行ってしまうけど
見渡す限りKちゃんの敷地なので心配ありません。

思う存分遊ぶと、犬達はちゃんと帰ってきます。
みんなずぶ濡れで帰ってきて
どうやら川で泳いだらしいという事もありました。

遊び疲れてまったり

当時は何とも思わなかったけど、帰国してからは
犬が外をノーリードで歩くなど考えられない世界。
緑の中を自由に飛び跳ねている犬達は
本当に生き生きとして可愛く、
今でも忘れられない光景です。


馬に乗ってトレッキングすることもありました。
出発すると自然に犬達もついてきます。
人と馬と犬の一体感は自然で心地よく、
なんとも豊かな気持ちになりました。

ヤンの後ろ姿

乗っている人間の身分が違い過ぎるけど・・・
馬に乗る人と犬といえば、
エルメスのスカーフの柄でしか
見たことのない景色でした。


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2018年9月17日月曜日

甘えん坊

しゃがんで何か作業をしていると
必ずすり寄ってくるクッキー。

こっちの事情にお構いなく、
例えば棚の整理をしていると
私と棚の間に割り込んで
作業している手の下に自分の頭を
ぐいぐい入れてきます。
これは「撫でて撫でて」のサイン。
クッキーは撫でてもらうのが大好きなのです。

撫でて「もらう」のを一方的に待つのではなく、
自分から撫で「させに行く」のです。

思いっ切り「よしよし」すると
その時は満足そうにしているけど
しばらくするとまた割り込んできて、頭をぐいぐい。
晩年はあまりしなくなったけど
子犬の頃から長い間、よくしていた行動です。
やりたい事や欲しい物に猪突猛進するクッキー。


帰国後、日本の住宅で暮らすようになってからは
我々が床に座ったり寝そべると必ず寄ってきて
身体をピトッとくっつけてくるようになりました。
クッキーの温もりを感じながらのお昼寝は至福の時。

ソファやベッドに上がることは禁止していたので
(後に、留守番中は当然のように上がっていた事が判明)
冬場はクッキーと一緒に寝たいがために
床に布団を敷いていました。



クッキーは羽毛布団が大好き。
でも、一緒に布団に入っていると暑くなるのか
夜中に必ず抜け出して、羽毛布団の上に載ってきます。
脚の上に容赦なく載って重かったり痛かったり、
真ん中を占領されて人間ははみ出し、
寒くなるのでした。


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2018年9月15日土曜日

お洋服③【取材】

ホンジュラス社会は犬に対して寛容で、
大抵の所には犬を連れて行けました。

ある日曜日、農業見本市に行ったときのこと。
洋服を着た犬の姿が目を引いたのでしょう、
偶然居合わせた記者に声をかけられ、
取材を受けました。

掲載されたのは2003年2月13日。
ホンジュラス主要紙の一つであるEl Tiempo紙の
Mascotamania (ペットマニアの意)というコーナーです。



見出しは
「お洒落な服着た可愛いわんこ」とでも訳しましょうか。
この日のクッキーの装いは、
ギンガムチェックのブラウスとデニムのスカート。

本文には私達のプロフィールと
クッキーが持っている服の種類、
食事やシャンプーの頻度、
夜は息子のベッドで寝ていることなど
日常生活の全般が書かれています。

ホンジュラス生活の良い想い出になりました。

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2018年9月14日金曜日

お洋服②ハロウィン

ホンジュラスで息子が通っていた学校では
ハロウィンの日、仮装して登校します。
その日は授業がなく、
中高生の校舎にトリック・オア・トリートしに行ったり
お化け屋敷で遊んだりするのです。

先生はもちろん、仮装して送迎する親も居ました。
私とクッキーも仮装。
息子は私の母が日本から送ってくれた
手作りの忍者服を。
クッキーは、私が作った
Cobra(ホンジュラス国家警察特殊部隊)のユニフォームを着用。


私のTシャツはクッキーのを作った残り布で
作ったような…誰かに作ってもらったような。
あやふやな記憶です。

ちなみに特殊部隊と言っても
治安の悪いホンジュラスのこと、
特殊な存在では全くなく、グレーの迷彩服は
いつでもどこでも見かける身近な存在です。
お金持ちのお屋敷の前で見張りをしているのも
ごくありふれた風景でした。


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2018年9月13日木曜日

お洋服①【きっかけ】

始まりは、息子の小さくなったサッカー着でした。
ふざけてシャツを着せてみたら、あら可愛い♪
しっぽの穴を開けて、おズボンも履けばまるでサッカー選手。



ホンジュラス・ナショナルチームのユニフォームだから
ホンジュラス犬のクッキーにピッタリ!


でも、犬に服なんて着せても良いのだろうか。。。
不自然な圧力がかかって肩こりとか、
健康に悪くないのかな、、と心配になり、
身近にいた元獣医さんに聞いてみました。

「動物に洋服を着せても害はないのでしょうか」
すると元獣医さん、おもむろに一言。


「人間も動物ですけど・・・」

そういやそうだ。
獣医さんのお墨付きも頂いたということで、
クッキーのワードローブが増えていきます。
ホンジュラスの民族衣装、
Cobra(国家警察特殊部隊)の迷彩服などコスチューム系から
各種普段着まで。

一番に合っていたのは、やっぱりアニマル柄でしょう。
ヒョウ柄、ゼブラ柄、牛柄を持っていました。
これからアップする写真に写っているかもしれません。

当時のホンジュラスには犬の洋服など流通していなかったので
全部人間の服を改造、または一から手作りしたものでした。
・・・暇だった私。

いつの頃からか嫌がるようになったので辞めましたが
それまでクッキーは、なかなかの衣装持ちでした。


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2018年9月12日水曜日

食いしん坊

クッキーはうちに来てすぐにお水をいっぱい飲みました。
でも、ごはん(ドッグフード)は食べませんでした。
今思えば、親兄弟と別れて寂しかったのでしょう。

試行錯誤の後、フードの粒を手に取ると食べることがわかり、
傍で誰か見ていれば食器から食べるようになりました。
後々食いしん坊の本領発揮してからは逆に、
家族が見ていない時を狙って食べる―
つまり盗み食いをするようになります。

ある夕方、息子と二人で夕飯を食べ始めた時
夫から呼び出しがあり
急きょ会食に同席することに。

急いで出かけて会食を終え、帰宅するとびっくり!
ダイニングテーブルの上はめちゃくちゃで
お気に入りだった染付のお皿が床で真っ二つ…(涙)
おかずの豚カツはきれいさっぱり食べられていました。

まさかテーブルに上がれると思っていなかったので
そのまま出かけたのがいけなかった。
家族の前では肉への執着も
実力行使の素振りも見せたことなかったのに。。。

出かける時は、食べ物をしまう!

犬と暮らす初歩的な鉄則を、この時学びました。
それでも、ついうっかりして食べられるという事が
一緒に暮らした16年の間、何度となく繰り返されたのです。

食いしん坊なクッキーと
学習能力の低い飼い主が起こした事件は他にもあり、
病院沙汰になったことも・・
その話はまたの機会に。


大好物だったターキー。帰国後の写真です。

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2018年9月11日火曜日

初めての犬との暮らし

コッカースパニエルが9頭いる家で
親兄弟と賑やかに暮らしていたクッキー。
うちに来た初めての夜、
息子の部屋で私も一緒に寝たのですが
所在なさげに歩いては寂しそうにクンクン鳴いていました。

手を伸ばして撫でると鳴き止み、
しばらくするとまたクンクン。
これを一晩中繰り返していましたが
明け方には落ち着き、
次の夜からはもう鳴きませんでした。

息子は当時、小学校3年生。
クッキーの登場に大喜びで
仲間が出来たとばかりに可愛がっていました。


夜寝るのも一緒。
学校の送迎にもよく連れて行ったので
友達みんなに可愛がってもらいました。



クッキーが来て数日経ったある時、
息子が血相を変えて言うことに

「大変!クッキーの鼻が乾いてる。
犬の鼻が乾くと病気なんだよ。
どうしよう。
早く、オルガ・エレナに電話して!」

見ると、クッキーはすやすや寝ています。
さっきまですごく元気で
病気の感じは全くしないけど・・・
あまりに心配するので電話しました。

オルガは笑いながら
「寝ているときは鼻は乾いているんだよ」
とのことで一安心。
犬と暮らしについて
何の下調べもしていなかった私は
そんな事も知らなかったのです。

そのうち、親しい友人Kちゃんが
何かにつけて指南してくれるようになりました。
必要な道具や躾、健康管理、犬の習性などなど。
大型犬が2頭居て経験豊富な彼女を、私は心から頼りにし
犬も含む家族ぐるみでよく遊んだものです。


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クッキーが来た

2002年。
当時、ホンジュラスの我が家ではにわとりとアヒルを数羽飼っていました。
ところが、街中の家だったのでご近所から苦情が出て手放すことに。

そんな時、友達の家で子犬が産まれたと聞き、
うちでも犬を飼ってみようということになりました。
子供の頃、絶えず家に犬がいたという夫が
特に積極的だった気がします。

私は幼い頃、野良犬に後をついてこられたトラウマがあったし
植物もすぐ枯らしてしまうので
ちゃんとお世話出来るのかちょっと心配でした。
こんなに犬が好きになるなんて、想像も出来なかったのです。

クッキーが生まれたのは
オルガ・エレナという私の友達の家。
オルガは一人暮らしだけど
コッカースパニエルがなんと9頭いる家でした。

その時生まれた子犬の中から
オルガが選んでくれたのがクッキー。
顔の白い部分にそばかすのようなスポットがあるので
パキータ(スペイン語でそばかすの意)と呼ばれていたそうです。

よく、なんていう犬種ですか、と聞かれて
「コッカースパニエル」って答えていたけど
血統書なんてありません。
アメリカンともイングリッシュとも少し違うけど
スパニエル系であることに間違いないでしょう。
土地柄かホンジュラスではよく見る犬種でした。
犬種が何であれ、クッキーはクッキー。

生まれたのは2002年1月27日、
同じ誕生日の有名人はモーツァルトと金賢姫。

3月末のイースター休暇に旅行を予定していたので
連れてきてもらったのは4月に入ってから。
こうして我が家で初めての、犬との暮らしが始まりました。




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ブログを引っ越しします

突然ですが、ブログを引っ越しします。 今までの記事も丸ごと移り、 新しい記事もそちらに書き足していきます。 これからもどうぞよろしくお願い致します。 新しいブログはこちら (タイトルをクリックしてくださいね)  → ホンジュラスから来たコッカースパニエル・クッキーと...